今日20日はオウム真理教の地下鉄サリン事件から
19年が経つ。
あの大騒動の最中、すでにオウムと裁判闘争に
入っていたわしは、尾行する得体のしれない連中の
気配を察知し、身の危険を感じ、
仕事場の引っ越しをしていた。
VXガスを武器に持つ暗殺団がわしの仕事場と
自宅で待ち伏せし、喫茶店ではすぐ真後ろまで
迫っていたが、ぎりぎりで逃れた。
尾行を巻くために街の中を歩き回るという経験は、
あのときが初めてで、以後はない。
警察は全然信じてくれず、この地下鉄サリン事件後に、
ようやくわしの引っ越し先を見つけて、あいさつに来た。
その後、一ヶ月くらいはパトロールが付くようになり、
毎日、郵便受けに「異常なし」の警察のメモが
入るようになった。
カルト化した連中への警戒感は、動物的カンで察知
しなければならない。
あの頃もオウムの異常な行動を「大したことない」と
言っていた連中が99.9%だった。
そして今、異常な極右カルト集団が、
「ヘイトスピーチ・テロ」を行っている。
「ヘイトスピーチ」はサリンやVXガスのようなもの。
被害者は「在日」に特定されているが、非常時には
虐殺にだってつながるのが「ヘイトスピーチ」である。
放っておくと大事件に発展するだろう。
4月13日(日曜)の「ゴー宣道場」は、
極右排外ナショナリズムの原因、心因を徹底分析!
今後の対策を議論する。
「憎韓・嫌中ブームの反知性主義を斬る!」
ゲストは萱野稔人氏(哲学者)、朴順梨氏(フリーライター)
である。
萱野稔人氏は、政治哲学の学者であり、津田塾大学の
学芸学部・国際関係学科教授である。
著書に『国家とはなにか』(以文社)
『新・現代思想抗議―ナショナリズムは悪なのか』
(NMK出版新書)がある。
朴順梨氏は、在日3世だが、日本人と結婚して帰化した
から現在は日本人。
最近出た著書は『奥さまは愛国』
(河出書房・北原みのりとの共著)、
『韓国のホンネ』(竹書房新書・安田浩一との共著)
もある。
当日は『奥さまは愛国』の販売も行う。
第一部はネットで生中継するから、画面の中に
ネット右翼が襲来して、「ヘイトスピーチ」で妨害して
くるだろう。
その「ヘイトスピーチ」の様子を世界に発信するのだ!
それが今の日本の実態であり、そのネット右翼が
安倍首相の「コアな支持層」であるとな!




















